クニオ(マレーバク)
広島市安佐動物公園生まれの男の子。先天性の横隔膜欠損の持病があるとのことですが、穏やかに元気に暮らしています。筆者が会いに行ったときも、お庭を散歩したりお水に浸かったり、病気をぜんぜん感じさせないクニオくんでした。
とても優しい性格のようで、東武動物公園から来たヒコボシくんとも柵越しにうまくやっているようです。
名前
- クニオ(Kunio)
誕生日
- 2016年9月20日
- 安佐動物公園生まれ
性別
- オス
家族
- 父:ピース
- 母:ミム
[参考] マレーバクについて
IUCN(国際自然保護連合)レッドリスト:EN(絶滅危惧IB類)
和名:マレーバク
英名:Malayan Tapir
学名:Tapirus indicus
分類:奇蹄目バク科
体長:220〜250cm
体高:90〜100cm
尾長:5〜10cm
体重:250〜300kg
分布:ミャンマー、マレー半島、スマトラ諸島
生体:水辺に近い森林に生息。夜行性で、群れではなく単独で生活する。泳ぎが得意で、敵に襲われそうになったり危険を感じると水の中に逃げたりする。食性は植物食性で、木の芽や葉っぱ、果実などを食べる。成獣は体の色が黒と白のツートンカラーだが、生後6か月以内の幼獣は、森の中で敵に見つかりにくいように「うり坊」模様をしている。
「夢を食べる」など、バクにはさまざまな迷信や言い伝えがあるらしい。