ズーラシアの珍しい動物たちに会ってきました
動物園に行くと、たくさんの珍しい動物に会えますが、その多数がレッドリストに掲載されているのに驚きます。
レッドリスト「絶滅のおそれのある野生生物のリスト」について
絶滅危惧種とは、絶滅のおそれが生じている野生生物のことを指します。
その原因には、開発によって生息地が減少したり、密猟などの乱獲や、環境汚染などで生息数を大きく減らしたことなどが挙げられます。絶滅のおそれのある野生生物をリストアップし、データベースにまとめたものは「レッドリスト」と呼ばれます。
「レッドリスト(正式名称:絶滅のおそれのある種のレッドリスト」は、スイスのグランに本部を置く、IUCN(国際自然保護連合)により発表されています。
https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/3559.htmlより引用
先日、ズーラシアでとても珍しい動物に会いましたが、その子たちもレッドリストに掲載される動物たちです。
セスジキノボリカンガルーのタニちゃん
※セスジキノボリカンガルーはIUCN(国際自然保護連合)レッドリスト EN(絶滅危惧種/絶滅危惧IB類)に分類されています。
鈴カステラのようなプリンのような、そんな色合いをしています。毛並みは、見た感じとてもふわふわしていて、きっと柔らかいんだろうなーと思いました。
木の枝にちょこんと置いたお手手が可愛いですよね。主食は木の葉やお花、果物などだそうです。
背中に白い筋が二本あるから「セスジキノボリカンガルー」というお名前なんだそう。普段は木の上で生活をしているそうですが、地面に降りる時間もあって、そのときは、私たちがイメージする”カンガルー”同様、ジャンプで移動をするとのことです。残念ながら私は、地上でジャンプしている姿は見られませんでした。
毛並みが本当に綺麗ですよね!おっとり大人しく、とても美人なタニちゃんでした。
ズーラシアにはもう一頭、モアラ君がいるそうなのですが(残念ながら会えず…)、見分け方は背中の筋の模様と、お耳だそうですよ。
本物を見れませんでしたが、背中の筋がシューーーっとしていてお耳が横に寝ているのがモアラ君だそうです。(近くにいたオジサマが教えて下さいました)
次回は是非、モアラ君にも会いたいです!
チベットモンキーのワカメさんとイルミさん
チベットモンキーって見たことありますか?チベットの方のサルなんだろうな…ということは想像できるのですが、一体全体どんな動物??
実は、私はズーラシアで初めてチベットモンキーを知りました。テングザルのお隣に展示されているのですが、なんと!! その姿が!! めちゃ可愛くて、一目惚れしてしまいました。
これ↑は、おそらくワカメさん(♀)
こっち↓はイルミさん(♂)
こうして見るとよくわからないと思いますが…けっこう”ずんぐり”した体格なんです。
長い毛並みと四肢がしっかり太くてやや短め(「やや」は必要ないかもです…)で、その体型が本当に私好み。性格はケンカっ早いらしいですが、ワカメさんとイルミさんは大人しかったです。たまたまでしょうか?
※チベットモンキーはIUCN(国際自然保護連合)レッドリストのNT(近危急種/準絶滅危惧種)に分類されています。
ズーラシアはとにかく広くて、一日だとぜんぜん時間が足りないです。
他にもたくさんの珍しい動物たちがいましたが、なかなかゆっくり見ることができず…。
またすぐに行かなくちゃ!!